宇和島市議会 2021-06-16 06月16日-02号
では次に、がん患者医療用ウイッグ及び乳房補正具の購入費の助成についてお伺いをしたいと思います。 平成22年の厚生労働省の調査で、ちょっとこれは古いんですけれども、仕事を持ちながらがん治療で通院している人は32万5,000人いることが分かっていると。
では次に、がん患者医療用ウイッグ及び乳房補正具の購入費の助成についてお伺いをしたいと思います。 平成22年の厚生労働省の調査で、ちょっとこれは古いんですけれども、仕事を持ちながらがん治療で通院している人は32万5,000人いることが分かっていると。
がん治療で脱毛した人がつける医療用ウイッグや乳がん手術後に使う補整下着、人工乳房など、外見ケア装具への助成で、がん患者の社会生活の質の向上を支援する自治体がふえてきています。抗がん剤治療を行う患者は、仕事や通学など日常生活を送りながら通院する場合が多く、副作用による頭部の脱毛などの外見変化があらわれる場合があり、患者にとっては精神的負担となっています。
続きまして、私は、6月議会でも医療用ウイッグ等に対する助成制度につきまして質問をさせていただきました。秋田県、鳥取市、港区など、医療用ウイッグを初め、合わせて胸部補整具を初めとする補整下着などの助成制度を自治体独自で整備しています。がん治療中の患者の皆様の就労や社会生活を応援して、よりよい療養生活になるように行っています。
このような脱毛対策として多くの方が利用されているのが、医療用ウイッグになります。医療用ウイッグは、普通のかつらと違い、病気やけがなどでかつらが必要な方のためにつくられているので、髪質が自然に見える、ネットがやわらかい、通気性がよいなどいろいろ工夫がされておられます。髪も、1本1本手植えでつくられていて、分け目のところも肌色の人工頭皮がついているので、上から見られても大丈夫なようになっております。